マンションの管理人室には、時々『世間の縮図』が持ち込まれることがあります。
先日、ある「困った住民」がやってきた。定年後の暇を持て余した彼の姿に、私は自分の未来を見た気がした。
結論から言います。
60代を過ぎて「暇だ」と感じている人は、今すぐ何かを始めてください。
さもないと、周囲に迷惑をかけるだけの「困った老人」になってしまうリスクがあります。
なぜこんな強い言葉を使うのか。
それは私がマンション管理人として、定年後に時間を持て余した結果、理事会への「口出し」だけが生きがいになってしまった悲しい姿を目の当たりにしたからです。
「自分が理事長ならもっと上手くやる!」
そう思いながら、誰からの推薦も来ない現実を知っているのは自分である!これはもはや地獄ではないでしょうか!
僕はそんなふうにはなりたくない!いや私たちはそんな風になってはいけない。
推薦なんて待つ必要はなく、やりたければ立候補すればいいし・・・
することがないのであれば、自分で何かを始めればいいと僕は思っています。
これからのシニア・シルバー族に必要なもの
ひとりでもできるAIを使えるジジ・ババになろうではありませんか!
私たちには「AI」と「ブログ」があります。
この2つさえあれば、たった一人で、今すぐにでも社会とつながり、小銭(タバコ銭)を稼ぐビジネスを始められるのです。
別にビジネスを勧めているわけではありませんよ!月に1万円でも自分で稼げればモチベーションの維持や張りあいになるので、収益化を目的にしているだけですよ!
AIは勉強するのではなくブログを書くことでAIに慣れる!という考え方を推奨しています!
推薦を待つ男、文句を言う男
~管理人室で見た「定年後のリアル」~

先日、総会の出欠票を持参されたある住民(仮にAさんとします)との会話です。
Aさんは定年退職され、現在は悠々自適な生活を送られている方。
開口一番、理事会の進行についての不安と、独自の運営論を熱く語り始めました。
「今の理事たちは経験が浅い」
「私ならこうする」
「総会で異議を申し立てようと思う」
これを聞いて、多くの現役世代の方は違和感を覚えるはずです。
なぜなら、一般的なマンション住民の感覚はこうだからです。
- 「自分の時間を取られたくないから、理事にはなりたくない」
- 「誰がやっても大差ないから、任せておけばいい」
しかし、Aさんは違います。
自分の時間がたっぷりあるからこそ、細かい粗が目につき、口を出したくて仕方がない。
本音を透かして見れば、
「自分こそが理事長にふさわしい」
「俺に任せればもっと上手く回る」
と考えているのは明白でした。
なぜ「立候補」しないのか?
ここで一つの疑問が浮かびます。
「そんなにやりたいなら、なぜ立候補しないのか?」と。
当マンションの規約では、理事は輪番制(順番)で選ばれることになっています。
立候補についての明記はありませんが、それは単に「やりたい人がいない」という前提で作られているからであって、立候補を拒むものではありません。
しかし、Aさんは手を挙げません。
「自分はもう年だから体が持たない!」なんて口では言っています。
しかしおそらく 彼は待っているのです。
「Aさん、あなたしかいない。
ぜひ理事長をお願いします」と、周囲から三顧の礼で迎えられる瞬間を。
自分から「やりたい」と言うのはプライドが許さない。
あくまで「頼まれたから仕方なくやってやる」という形をとりたい。
しかし、現実は非情です。
面倒な仕事を進んでやりたい人などおらず、ましてや口うるさい人にわざわざ頭を下げる人はいません。
結果、彼は誰からも推薦されることなく、エネルギーを持て余したまま、総会の質疑応答で「異議あり!」と声を上げることになります。
これは、マンション管理の現場でよく見る「定年後の悲劇」の典型例なのです。
暇は「地獄行きの列車待ち」。承認欲求という名の猛毒

なぜ彼は、そこまでして理事会の運営に口を出したいのでしょうか。
性格が悪いから・・・?
違います。 答えはシンプルです。「暇」だからです。
現役時代、私たちは仕事を通じて「誰かに必要とされること」で、無意識のうちに承認欲求を満たしてきました。
「〇〇部長、決裁をお願いします」
「〇〇さん、ありがとう」
そんな日常のやり取りがなくなった途端、人は自分の価値を確認する術(すべ)を失います。
承認欲求が「猛毒」に変わるとき
有り余る時間と、行き場のない承認欲求。
この2つが混ざり合うと、猛毒が発生します。
「自分はまだ役に立つ人間だ」
「自分には能力がある」
と証明したいがために、身近なコミュニティであるマンション管理組合や自治会にターゲットを絞り、頼まれもしないのに「指導」を始めてしまうのです。
私はこれを、「地獄行きの列車待ち」と呼んでいます。
- ホームで待っていても、「あなたが必要です」という招待列車は絶対に来ない。
- しびれを切らして自分から騒げば騒ぐほど、周囲は引いていき、孤立という「地獄行きの列車」が到着する。
本人は良かれと思ってやっていることが、周囲にとってはただの迷惑行為になる。
これほど悲しいことはありません。
1960年生まれの私!そして皆さんたちも、明日は我が身
偉そうに書いていますが、これは私自身に向けた警告でもあります。
私(1960年生まれ)も、もし仕事がなくなり、やることがなくなれば、彼と同じように管理人室の窓を叩く「困った老人」になっていたかもしれません。
人間、暇になるとろくなことを考えません。
過去の栄光にしがみつき、現在の不満を他人にぶつける。
そんな老後を迎えないためには、この「承認欲求のエネルギー」を、他人にぶつけるのではなく、別の場所に注ぎ込む必要があります。
カッコいいシニア・シルバー族とは
それが、次にお話しする「ひとりAIビジネス」なのです。
地獄行き列車から降りるなら今だ!60代こそ「ひとりAIビジネス」で旗を立てろ

では、どうすればその「地獄行きの列車」から降りることができるのか。
答えは簡単です。
誰からの推薦も、投票もいらない場所で、勝手に理事長(オーナー)になればいいのです。
それが、ブログやNoteを使った「ひとりAIビジネス」の世界です。
「許可」がいらない自分の世界
マンションの理事になるには、規約があり、推薦が必要で、住民の承認がいります。
だから、あの住民の方は「待ち」の姿勢に入ってしまいました。
しかし、ネットの世界には規約も定年もありません。
「今日から私は、このブログのオーナーです」と宣言した瞬間、あなたがルールブックになります。
誰かに認められるのを待つのではなく、自分で旗を立てる。
文句を言う相手(理事会)を探すのではなく、自分の言葉を聞いてくれる相手(読者)を自分で集める。
これこそが、60代が持つべき健全なプライドの在り処(ありか)ではないでしょうか!
AIは「おっさん」の最強の相棒
「そうは言っても、今さら新しい技術なんて…」
「文章力も衰えてきたし…」
そう尻込みする気持ちもわかります。
ですが、今は令和です。私たちにはAI(人工知能)という強力な武器があります。
体力や視力が落ちても、AIが代わりに調べてくれます。
文章がまとまらなくても、AIが綺麗に整えてくれます。
実は、この記事の構成もAIと相談しながら作っています💦
AIは、若者だけのツールではありません。
むしろ、経験や知識はあるけれど、それをアウトプットする体力や根気が落ちてきた私たち世代にこそ必要な「脳のパワースーツ」なのです。
理事会の粗(あら)を探して愚痴るエネルギーがあるなら、その熱量をChatGPTやGoogle-Geminiにぶつけてみてください。
愚痴は「騒音」にしかなりませんが、AIと対話して作った記事は「コンテンツ」になり、やがて「収益」に変わります。
タバコ銭でも「自分で稼ぐ」は若返りの特効薬

実際に私は今、こうしてブログを書き、Noteというプラットフォームで記事を公開し、収益化に挑戦しています。
稼ぎはまだ、まさに「タバコ銭」程度です。
しかし、この数百円、数千円には、年金とは全く違う重みを感じていますよ!
年金は「過去の労働の対価」として自動的に振り込まれるものですが、ネットで稼いだお金は「今の自分の知恵と工夫に対する対価」です。
顔も知らない誰かが、私の記事を読み、「役に立った」「面白かった」と感じて、財布の紐を緩めてくれた証(あかし)なのです。
「市場価値」という名の健全な承認
マンションの理事長という肩書きは、狭い世界での名誉かもしれません。
しかし、そこにあるのは「お世辞」や「忖度(そんたく)」です。
一方、ネットの世界に忖度はありません。
つまらなければ読まれない。
面白ければ稼げる。
そのシビアな反応こそが、鈍った感覚を呼び覚ましてくれます。
「自分はまだ、社会に対して価値を提供できる」 その実感を得ることこそが、どんな健康食品よりも効く「若返りの特効薬」だと私は確信しています。
編集後記:切符を捨てて、こちら側へ

あの日、管理人室に来られた住民の方は、私にとって最高の「反面教師」でした。
彼のおかげで、私は改めて心に誓うことができました。
「誰かの用意した椅子には座らない。自分で椅子を作るんだ」と。
暇を持て余して「地獄行きの列車」を待つのは、もう終わりにして、自分の世界を創りませんか!
その地獄行きの切符を破り捨てて、AIという新しい道具を片手に、私と一緒に「あがき」ませんか?(笑)
このブログ『Life Change Lab』では、1960年生まれの私が、恥も外聞も捨てて新しいことに挑戦する姿を隠さず発信していきます。
成功も失敗も、すべてネタにして😅
さあ、次はあなたが旗を立てる番です。
